★評価できず(5点満点)
当サイト一発目の
大阪・関西万博2025の
パビリオンレビューに
「国際赤十字・赤新月運動館」を選出。
けれども5段階の★評価できない、
気軽にレビューすべきでない
パビリオンと感じました。理由は
命という重たいテーマだからです。
だから遊び感覚で足を運ぶと
気持ちが引き締まる思いに駆られますよ。
国際赤十字・赤新月運動館のテーマは「人間のいのちを守るのは、人間である」

人災・天災の危機に駆けつけてくださる
国際赤十字赤新月社連盟の方々。
「人間のいのちを守るのは、人間である」
ことの大切さを伝えるのが本館のテーマ。
人とのつながりを意識させる、
そこから人道危機に対する
警句も感じるはずです。
被害にあった人を見るだけの傍観者でなく、
どうやって助け合うかといった当事者意識の
想いを起こさせる展示内容になっています。
展示内容は紛争や東日本震災などで被害を受けた状況を見るので「つらい」と感じるかもしれない
展示ブースは3つに分かれています。
- ZONE1:気づく”Notice”
- ZONE2:考える”Think”
- ZONE3:行動する”Act”
ブース1は、日常をおくる世界中の人々の
平和の様子をプロジェクションマッピング
で展示しました。
ブース2が当パビリオンのテーマ
「人間のいのちを守るのは、人間である」
映像が流れます。
大型モニターに映る映像が一番ヘビーな
内容なので心の疲れた人には辛いでしょう。
ブース3は国際赤十字がどのような
活動をしているか。そして機関に
所属していなくても、どのように
助け合えるかの示唆を伝えています。
ブース3のなかで展示物を見た人の思いを
メッセージに残すことを伝えられます。
メッセージを残さなくてもかまいません。
国際赤十字・赤新月運動館はどこに位置してる?
国際赤十字・赤新月運動館は
木造リングの内側の中心部より
やや南東の位置に存在します
(エンパワーリングゾーン内)。
国際機関館と国連パビリオン館と
同じ並びにあるため、
すぐにわかると思いますよ▼

事前予約必要だけど並べば入れる
事前予約必要です。だけれども
他のパビリオンのように
競争率の高くありません。
それに並んでも入れます。
体験時間は約30分
並ぶ時間は入れないで、
パビリオンの体験時間は約30分。
展示物は写真撮影できる?
国際赤十字・赤新月運動館の展示物は
ブース1と3は可能です。
悲惨な映画を展示していたブース2は
写真も動画撮影も禁止。
もし可能であっても、気軽に
撮るような内容ではありません。
各パビリオンの写真を撮りまくっている
私も、今回の展示内容に圧倒されて
撮影は建物外観だけにしたくらいです。
ただし、ひとつだけ写真をとっておけば
よかったと思い出しているのは、
東日本大震災の被災地の病院で掲げられた
傷ついた国際赤十字旗。
あのときの災害のすさまじさを
伝える展示物だったので、
写真を釣るのも躊躇したんです。
けれども、あの災害を乗り越えたから
生きているありがたさを思い出すために
撮っておいた方が良かったと感じています。
まとめ

- 国際赤十字・赤新月運動館のテーマは「人間のいのちを守るのは、人間である」
- 重たいテーマなので「見ていて辛い」と感じるかもしれない
- 木造リングの内側の中心部よりやや南東の位置に存在(エンパワーリングゾーン内だと南側)
- 体験時間は約30分
- 事前予約制だけど、並べば入れる可能性あり
- 写真撮影はブース1と3のみ可能
遊び感覚で入ると痛い目に会うパビリオンが
「国際赤十字・赤新月運動館」
救済機関の方々のおかげで
助かる命があることを知ることになります。
大阪・関西万博2025が開催できるのも
平和のおかげ、ありがたい。あらためて
平和=日常の尊さを考えさせられる
機会を得られる展示内容でした。